空海と密教 : 「情報」と「癒し」の扉をひらく
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書誌事項
空海と密教 : 「情報」と「癒し」の扉をひらく
(PHP新書, 218)
PHP研究所, 2002.9
- タイトル読み
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クウカイ ト ミッキョウ : ジョウホウ ト イヤシ ノ トビラ オ ヒラク
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注記
弘法大師関連年表: p[236]-[241]
参考文献: p242-244
内容説明・目次
内容説明
平安の大思想家であり、今日なお、弘法大師として日本文化に深く溶け込む存在、空海。その生涯とは、密教の奥義をひもとき、聖なるエネルギーを広く行き渡らせるものであった。都を離れての山林修行、命がけの入唐、恵果阿闍梨との師弟関係、ライバル・最澄との接近と離別…。数々の伝記資料を用いながら、聖と俗の両界を自由に往来した空海の実像に迫る。単なる「知識」ではなく、身体で覚える「智恵」とは何か。空海の思想と行動を通して、現代人に「さとり」の意味を問いかける。
目次
- 序章 情報と癒し—動脈と静脈
- 第1章 誕生とその環境—恵まれた風土と家族
- 第2章 出家への道のり—情報から癒しへ
- 第3章 入唐前夜—基礎要件の確保
- 第4章 入唐求法—宗教と文化の二情報
- 第5章 密教受法—遍照金剛の誕生
- 第6章 虚しく往きて実ちて帰る—新情報とツール
- 第7章 雌伏の日々—蓄えられたエネルギー
- 第8章 都での期待—最澄・嵯峨天皇との出会い
- 第9章 真言密教の確立—若葉萌える季節
- 第10章 著作と思想—教理と教判
- 終章 入定と大師信仰—空海から弘法大師へ
「BOOKデータベース」 より