病と癒しの文化史 : 東南アジアの医療と世界観

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病と癒しの文化史 : 東南アジアの医療と世界観

大木昌著

(Historia, 008)

山川出版社, 2002.9

タイトル読み

ヤマイ ト イヤシ ノ ブンカシ : トウナン アジア ノ イリョウ ト セカイカン

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注記

参考文献: p195-198

内容説明・目次

内容説明

命をどのように考え、どのように扱うかは、それぞれの社会の文化と価値世界の根底に横たわる問題である。人はどのようにして病を癒し、命を守り、つないできたのか。もし、このような視点からみると、富(経済)と権力(政治)を中心としたこれまでの歴史とは、ちがった歴史が見えてこよう。東南アジアには、多くの病がもちこまれたが、同時にインド、中国、アラブ、ヨーロッパから、新たな癒し(医療)ももたらされた。新たな病と癒しとの遭遇は、人びとにとって、命の危機と救済・文化的葛藤の歴史でもあった。

目次

  • 1 歴史の愉しみ
  • 2 インドネシアの伝統的な癒しの世界
  • 3 ヒンドゥー化と癒し
  • 4 イスラム化と癒し
  • 5 西欧医学との遭遇
  • 6 西欧医学との葛藤

「BOOKデータベース」 より

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