ゲノム解析は何をもたらすか
著者
書誌事項
ゲノム解析は何をもたらすか
(科学のとびら, 42)
東京化学同人, 2002.10
- タイトル読み
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ゲノム カイセキ ワ ナニ オ モタラスカ
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注記
巻末: 用語解説
参考文献: 巻末p9-10
月刊誌「現代化学」に「ゲノム解析研究の最前線」という題名で連載されたものに大幅な見直しを行ったもの
内容説明・目次
内容説明
生命の設計図であるゲノムはA、T、G、Cという4種類の塩基からなる。ヒトの場合、それらが30億個も並んでいる。その並び方をすべて解読するゲノム解析が、ヒトをはじめ、さまざまな動植物で着々と進行している。本書では、ゲノム解析研究のこれまでの流れと現状を踏まえながら、ゲノム解析によって科学、産業、さらには日々の生活に何がもたらされるのかを考え、ゲノム解析研究の全体像の把握を試みる。
目次
- ゲノム解析研究の目的は何か
- ゲノム解析を可能にした技術
- ヒトゲノム解析プロジェクトとドラフトシークエンス
- ヒトゲノム・ドラフトシークエンスからわかったこと(セレラ社の成果;国際共同研究チームの成果)
- ゲノム多様性の解析
- ポストゲノム時代の生物学の展開—体系的な遺伝子機能解析研究の現状と課題
- モデル生物ゲノム解析の現状
- DNAチップ技術の現状
- ゲノム解析からプロテオーム解析への展開
- 創薬研究のパラダイムシフト
- 二十一世紀のゲノム科学の展開
- ゲノム解析研究の到達点と今後
「BOOKデータベース」 より