長州奇兵隊 : 勝者のなかの敗者たち
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長州奇兵隊 : 勝者のなかの敗者たち
(中公新書, 1666)
中央公論新社, 2002.10
- タイトル読み
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チョウシュウ キヘイタイ : ショウシャ ノ ナカ ノ ハイシャ タチ
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注記
関連地図: p254-255
内容説明・目次
内容説明
戊辰戦争に勝利し、明治国家の中核となった長州藩。しかし、その栄光の歴史の陰には、好むと好まざるとにかかわらず戦い、斃れていった多くの無名の犠牲者が存在する。高杉晋作が創設し、勝利の原動力となった奇兵隊も、維新後は解隊命令が下され、内戦で多くの命が失われていった。著者は遺された史料や伝承をたんねんにたどり、懸命に生きた人びとの姿に光をあてる。違人伝や英雄譚ではない、本物の歴史がここにある。
目次
- 第1章 「本物の歴史」を求めて
- 第2章 松陰を神格化した人たち
- 第3章 堕落する「志士」
- 第4章 墓碑は語る
- 第5章 町かどの維新史
- 第6章 「志士」たちの「内ゲバ」
- 第7章 「俗論派」の維新
- 第8章 異郷の土になる
- 第9章 悲劇の長州奇兵隊
- 第10章 窮乏する士族たち
「BOOKデータベース」 より