「君が代少年」を探して : 台湾人と日本語教育
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書誌事項
「君が代少年」を探して : 台湾人と日本語教育
(平凡社新書, 155)
平凡社, 2002.10
- タイトル別名
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君が代少年を探して : 台湾人と日本語教育
- タイトル読み
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キミガヨ ショウネン オ サガシテ : タイワンジン ト ニホンゴ キョウイク
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注記
主要参考資料: p260-262
内容説明・目次
内容説明
国定教科書に、昭和十(一九三五)年の台湾大地震の際に、『君が代』を歌いながら死んでいった少年の話が掲載されていた。このことは何を意味しているのか?そして「君が代少年」は実在したのか?資料を読み、彼らを教えた日本人教師に取材し、現地・台湾を訪れる。ついに「少年」の遺族や幼馴染みに会って真実を突き止め、台湾人の日本と日本語への思いを明らかにする。皇民化教育と日本語という、忘れてはならない課題を一人一人の「生き死にの束」から捉えたノンフィクション。
目次
- 『君が代少年』という「外地」の神話
- 神話の発端・台湾大地震に迫る
- 国定教科書と美談の作り方
- 最初の発見・教師用書と編纂趣意書
- 台湾在住の研究者に連絡する
- 東京の「台湾の少女」
- 台湾へ
- 『震災美談君が代少年』に辿り着く
- 台湾政財界の重鎮の日本観
- 増殖する『君が代少年』
- 神話の磁場・公館公学校の教師達
- 徳坤の学校
- 徳坤の弟と幼馴染み達
- 台湾の若者は『君が代』をどう見ているのか
「BOOKデータベース」 より