流言の社会学 : 形式社会学からの接近
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流言の社会学 : 形式社会学からの接近
(青弓社ライブラリー, 26)
青弓社, 2002.10
- タイトル別名
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流言の社会学 : 形式社会学からの接近
- タイトル読み
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リュウゲン ノ シャカイガク : ケイシキ シャカイガク カラ ノ セッキン
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流言の社会学 形式社会学からの接近
2002.10.
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流言の社会学 形式社会学からの接近
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内容説明・目次
内容説明
流言は、なぜ広まるのか?なぜ信じるのか?デマや噂とはどう違うのか?情報化社会の極限を迎えた現在、情報の受信者は同時に発信者でもある。そこでまず、流言を話し手と聞き手の二者間のコミュニケーションにまで還元することで、「短期間に広範囲に伝わった同一内容の言説」と定義する。そのうえで、全国に瞬時に伝播したさまざまな流言を形式社会学の手法を援用しながら検証し、話し手と聞き手の判断によって信言・違言・偽言・戯言の四つに分類できることを論証する。それを前提にさらに、状況・態度・権威の三つの要素が作用することによって、流言を受信するだけではなくそれを積極的に発信するようになる伝播のメカニズムを構造的に解明する。
目次
- 第1章 流言とは何か
- 第2章 流言の内容と形式
- 第3章 流言の変容と心理
- 第4章 都市のなかの流言
- 第5章 情報・情報化の意味と影響
- 第6章 タイ米ネズミ混入流言
- 第7章 堺市O‐157事件をめぐる流言
- 終章 流言研究の方法—本書の方法論
「BOOKデータベース」 より