書誌事項

新インド学

長田俊樹著

(角川叢書, 23)

角川書店, 2002.11

タイトル別名

Hinc omne principivm

タイトル読み

シン インドガク

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注記

主要参考文献: p197-202

内容説明・目次

内容説明

十九世紀にヨーロッパで形成されたインド学。主にサンスクリット語研究を行うインド学は、その後もヨーロッパ中心に推し進められ、「悠久の大地」「貧困にあえぐ人々」といったステレオ・タイプ化された一面的インド観が横行するようになる。しかし、数千といわれる言語が存在し、多様な民族、文化を持つインドをサンスクリット文献=インド文化というこれまでのインド学で理解することはもはや不可能である。多文化主義の重要性が叫ばれる今日、激動する多様性大国インドを理解するのに不可欠な新しいインド論を提示する。

目次

  • 第1章 インド学の誕生—十八世紀末から十九世紀初頭のインド・カルカッタ
  • 第2章 東洋への憧憬—十九世紀前半のヨーロッパ
  • 第3章 アーリヤ人侵入説の登場—十九世紀後半のヨーロッパ
  • 第4章 反「アーリヤ人侵入説」の台頭—二十世紀のインド
  • 第5章 私のインド体験—多様性との出会い

「BOOKデータベース」 より

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