世紀末のキリスト

書誌事項

世紀末のキリスト

江島泰子著

国書刊行会, 2002.11

タイトル別名

Le Christ fin de siècle

タイトル読み

セイキマツ ノ キリスト

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注記

参考文献: 巻末p10-24

博士論文 (リヨン第二大学 1999年) 「世紀末のキリスト : フランス・デカダンスの精神性研究への寄与 (Le Christ fin de siècle : contribution l'étude de la spiritualité décadente en France)」をもとに構成したもの

あとがきに「フランス語版は今年七月に出版された」とあり

内容説明・目次

内容説明

フランス19世紀末におけるキリスト像の表象、その変容をロマン主義時代にまで遡り、精緻に読み解く。

目次

  • 第1部 永遠の福音書の夢想—ロマン主義のキリスト(イデアリスト・イエス—エルネスト・ルナン;正義の原理としての「永遠のキリスト」、そして“女性の世界”の表現であるイエス—ジュール・ミシュレ;キリスト像の世俗化—サンドとユゴー)
  • 第2部 貧者キリスト—世紀末神秘主義のキリスト(貧者から「貧者」へ—エルネスト・エロー;ブルジョワに対峙する「貧者」—レオン・ブロワ)
  • 第3部 “改宗”と芸術の彼方(「神の屍骸」—J.K.ユイスマンス;キリスト‐恋人なる神—ポール・ヴェルレーヌ)

「BOOKデータベース」 より

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