グローバリゼーション・トリック
著者
書誌事項
グローバリゼーション・トリック
岩波書店, 2002.12
- タイトル別名
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Globalisation trick
- タイトル読み
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グローバリゼーション トリック
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注記
『週刊朝日』の連載「船橋洋一の世界ブリーフィング」 (1999年10月-2002年7月) から抜粋・編集したもの
内容説明・目次
内容説明
90年代のグローバリゼーション・バブルの時代は、ナスダック市場の暴落やエンロンの破綻、ITバブル崩壊とともに翳りを見せ、9・11テロでグローバリゼーションにかけた甘い夢は吹っ飛んでしまった。いやむしろ、グローバル化の光と影のからくりが明らかになり、グローバリゼーションを上手に使って賢く生き抜く知恵とたくましさが求められているとも言えよう。世界の現場を飛び回る朝日新聞の名コラムニストが、前著『船橋洋一の世界を読み解く事典』に続き、9・11テロとその後の激変する世界の動きを追い、人類史上特異な20世紀という時代の回顧と、新しい世紀の大胆な予測と展望を行った、時事エッセイ。
目次
- 第1章 2025年の世界—バック・トゥー・ザ・フューチャー
- 第2章 9・11テロ—Vデイのない戦い
- 第3章 9・11テロ後の不確実性—副次的被害
- 第4章 ブッシュのアメリカ—テキサス一国主義
- 第5章 中国富強—脅威論とリスク論
- 第6章 グローバリゼーション・トリック—マジックからトリックへ
- 第7章 W杯2002の黙示録—ゴール
- 第8章 迫り来る世界散乱—破綻国家と国家破綻
- 第9章 和解の国際政治学—歴史問題の長い影
「BOOKデータベース」 より