戦後日本の金融政策の検証
著者
書誌事項
戦後日本の金融政策の検証
(金融政策の政治経済学, 上)
東洋経済新報社, 2002.12
- タイトル別名
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The political economy of Japanese monetary policy
- タイトル読み
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センゴ ニホン ノ キンユウ セイサク ノ ケンショウ
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注記
原著(c1997)の翻訳
監訳: 北村行伸
参考文献: p237-252
索引: p253-256
内容説明・目次
内容説明
マクロ経済学・金融論の分野で活躍している日米3人のエコノミストによる本書は、日本の金融政策の運営、大蔵省と日本銀行の関係、および政治が金融政策に及ぼす影響などを、幅広い視野から分析したものである。上巻では、4つのテーマを取り上げている。第1に日本の金融政策の歴史の記述、とくに1970年代の金融政策の評価、第2に不良債権問題の発生と処理についての描写と評価、第3に円ドル・レートの動きと金融政策の関連についての分析、第4に金融政策の政治経済学的な考察、すなわち政治的景気循環モデルの検討である。
目次
- 第1章 はじめに
- 第2章 日本の中央銀行の変遷:1950年代まで
- 第3章 日本の金融政策をふり返る
- 第4章 為替レート、政策協調、円通貨圏
- 第5章 バブル経済の発生と崩壊
- 第6章 資産価格デフレ:不良債権、住専、規制面の対応の遅れ
- 第7章 選挙、金融政策、政治的景気循環
- 第8章 インフレーション、動学的不整合性、中央銀行の独立性
- 第9章 むすび
「BOOKデータベース」 より