僕の古代史発掘
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僕の古代史発掘
(角川選書, 349)
角川書店, 2003.2
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ボク ノ コダイシ ハックツ
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注記
『本の旅人』の連載「古代史の道」 (2000年9月-2002年9月号. 2002年3月号を除く) をもとにしたもの
内容説明・目次
内容説明
半世紀にわたり、立ち会ってきた多くの古墳の発掘と、出会った出土品の数々を振り返りながら、考古学的な視点で日本文化形成の原点に光をあてる。戦後破壊された最大の前方後円墳、百舌鳥大塚山古墳にまつわる痛恨の思いや、出土品が物語る被葬者の素顔、交易ルート。また、武内宿禰や、紀伊や出雲の伝承などから、地域独自の歴史的背景を探るとともに、今後、考古学が果たすべき役割と課題について考察する。
目次
- 倭人伝と道路—対馬・壱岐
- 天皇陵の意味するもの—河内・大和の古墳群
- 珠玉の来た道—コハク・ヒスイ
- 太平洋沿岸の海の道—陸奥国・三河国
- 出土した隼人の盾—和泉黄金塚古墳東棺
- 盾のミニチュアをつけた冑—百舌鳥大塚山古墳
- 国際性豊かなガラスの碗と皿—新沢一二六号墳
- 金メッキした甲冑—大山古墳の金銅板
- 武内宿禰伝承と内の考古学—山背とヤマト
- 紀伊勢力の伽耶進出伝承—紀ノ川流域の文化〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より