演技の精神史 : 中世芸能の言説と身体

書誌事項

演技の精神史 : 中世芸能の言説と身体

橋本裕之著

岩波書店, 2003.2

タイトル読み

エンギ ノ セイシンシ : チュウセイ ゲイノウ ノ ゲンセツ ト シンタイ

大学図書館所蔵 件 / 177

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

赤い鼻高の奇怪な面をつけた舞人が登場する王の舞、アクロバットな曲芸をみせる高足、火を吐き剣を呑みこむ幻術—。さまざまな芸能が生まれた中世という時代、人々はその演技に魅了されながら新しいイメージを自在に紡いでいった。芸能史をつらぬく隠されたゆたかな水脈を掘りおこすために、中世人の演劇的想像力にせまる。

目次

  • 1 想像する(芸能史研究にとって想像力とは何か;熱狂の坩堝から—田楽と異類異形;肖像の起源—王の舞と猿田彦 ほか)
  • 2 見る/見られる(天まであがれ;離脱のパフォーマンス—一足・二足・高足;高足の変形 ほか)
  • 3 変身する(変身の芸能史にむけて;騙りのパフォーマンス—幻術・外術・幻戯;鬼が演じる祭礼芸能—『大江山絵詞』雑感 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ