演技の精神史 : 中世芸能の言説と身体

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演技の精神史 : 中世芸能の言説と身体

橋本裕之著

岩波書店, 2003.2

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エンギ ノ セイシンシ : チュウセイ ゲイノウ ノ ゲンセツ ト シンタイ

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Description and Table of Contents

Description

赤い鼻高の奇怪な面をつけた舞人が登場する王の舞、アクロバットな曲芸をみせる高足、火を吐き剣を呑みこむ幻術—。さまざまな芸能が生まれた中世という時代、人々はその演技に魅了されながら新しいイメージを自在に紡いでいった。芸能史をつらぬく隠されたゆたかな水脈を掘りおこすために、中世人の演劇的想像力にせまる。

Table of Contents

  • 1 想像する(芸能史研究にとって想像力とは何か;熱狂の坩堝から—田楽と異類異形;肖像の起源—王の舞と猿田彦 ほか)
  • 2 見る/見られる(天まであがれ;離脱のパフォーマンス—一足・二足・高足;高足の変形 ほか)
  • 3 変身する(変身の芸能史にむけて;騙りのパフォーマンス—幻術・外術・幻戯;鬼が演じる祭礼芸能—『大江山絵詞』雑感 ほか)

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