ネットワーク組織論
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ネットワーク組織論
(MINERVA社会学叢書, 19)
ミネルヴァ書房, 2003.3
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ネットワーク ソシキロン
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注記
博士論文『組織におけるコミュニケーション的行為に関する研究 : ネットワーク型組織を中心に』 (東京大学 1997年提出) に加筆・修正を加えたもの
参考文献: p309-339
人名索引: p341-344
事項索引: p345-354
内容説明・目次
内容説明
最近では、組織を記述するのに「ネットワーク」「ネットワーク組織」などの用語が用いられるようになってきている。これら現象は産業社会から脱産業社会へ移行するに従って起こっている、組織におけるパースペクティブ・シフトの兆しであると考えられる。本書では、ここに見られるように、従来のヒエラルキー組織などの「目的活動的組織論」からネットワーク型組織などの「コミュニケーション的組織」への移行過程とそれを促す論理、および組織的、社会的コンテクストなどを理論的・実証的に分析し、その意味を明らかにする。一つのジャンルの観をなしているネットワーク論の理論化、体系化を試みる。
目次
- 第1部 ネットワーク論(一般ネットワーク論;ネットワークの社会的コンテクスト;戦略的ネットワーク;相互行為的ネットワーク)
- 第2部 ネットワーク組織論(目的活動からコミュニケーション的行為へ;目的活動的組織論からコミュニケーション的組織論へ;「複雑人」から「自省人」へ;単純性のパースペクティブから複雑性のパースペクティブへ;「対抗的相補性」から「批判的共犯性」へ)
「BOOKデータベース」 より