知のたのしみ学のよろこび
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知のたのしみ学のよろこび
岩波書店, 2003.3
- タイトル読み
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チ ノ タノシミ ガク ノ ヨロコビ
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収録内容
- 問うことの力 : 知のありかをめぐる断章 / 内山勝利著
- わからないということがわかるために / 池田秀三著
- 草稿を読むおもしろさ / 吉田城著
- べティの声 / 中村紘一著
- 世紀末ウィーンの芸術と光 / 西村雅樹著
- 宗教的色彩としての「青」 / 片柳榮一著
- バラの匂いと哲学 / 藤田正勝著
- スラブからスラヴへ / 佐藤昭裕著
- 「インド哲学者」の苦悩 / 赤松明彦著
- 一流の学者、二流の学者 / 日野龍夫著
- 資料収集の醍醐味 / 夫馬進著
- ダ・ヴィンチの『岩窟の聖母』すり替え事件 / 齊藤泰弘著
- 蛾をつかまえる : 『アンナ・カレーニナ』を読む / 若島正著
- 小説の読み方再考 / 田口紀子著
- 京都における芸術と学術の接点 / 佐々木丞平著
- 紀年考 / 鎌田元一著
- 卍とボン教 / 御牧克己著
- 人文地理学における「工作」の楽しみ / 田中和子著
- ある演習のひとこま / 川添信介著
- 古文献言語の研究と職人 / 庄垣内正弘著
- 「孔、顔の楽処」 : 学問の世界になにを求めるのか / 葛兆光著
- 重源の事跡に学ぶ / ジョン・ローゼンフィールド著
- 古いは新しい、新しいは古い / 川合康三著
- 西洋古典学? どうして? / エリザベス・クレイク著
- 放浪と学問と人生 / 徳永宗雄著
- 戦争の記憶 : そのあとさき / 杉本淑彦著
- 「考える葦」をめぐるパンセ / 伊藤邦武著
- 木幡乙女と「盾形」周濠 / 上原真人著
- エヴァンゲリオンの子どもたち / 氣多雅子著
- 俳句の感性論 / 岩城見一著
- アフリカのフィールドワーク : 人文学のもう一つの方法 / 松田素二著
- ダーウィンとアインシュタインはどこが似ているか? / 内井惣七著
- 文魂理才の脳研究 / 櫻井芳雄著
- お喋りと御託ならべ / 水谷雅彦著
- これからの日本の西洋史学のために / 服部良久著
- 文化の探究 : 時空を越えたまなざし / 金田章裕著
- 生命科学と人文・社会科学の接点 / 中西重忠著
- 売りに出された哲学 / 福谷茂著
- 赤ちゃんを科学する : 京都からの発信を目指して / 板倉昭二著
- 知の共和国をいかにつくるか / 柏倉康夫著
- 大学に生きて : 私の大学論 / 紀平英作著
内容説明・目次
内容説明
「文学」とは古い漢語では学問を意味したという。京都という独特の精神の磁場で、逞しい野性と知的好奇心に促される知と学の営み。ここに息づく花々を編んだ花束(アンソロジー)が本書である。世界を視野に神宿る細部を穿ち、ひたすら押す知/学の醍醐味がこの一冊に漲る。
目次
- 1 ことばとことばを超えるもの(問うことの力—知のありかをめぐる断章;わからないということがわかるために ほか)
- 2 ディテイルの重さ(一流の学者、二流の学者;資料収集の醍醐味 ほか)
- 3 過去は未来のために(「孔、顔の楽処」—学問の世界になにを求めるのか;重源の事跡に学ぶ ほか)
- 4 越境する人文学(木幡乙女と「盾形」周濠;エヴァンゲリオンの子どもたち ほか)
- 5 グローバリズムの波と人文学(文化の探究—時空を越えたまなざし;生命科学と人文・社会科学の接点 ほか)
「BOOKデータベース」 より