カントとカモノハシ
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書誌事項
カントとカモノハシ
岩波書店, 2003
- 上
- 下
- タイトル別名
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Kant e l'ornitorinco
- タイトル読み
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カント ト カモノハシ
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注記
その他の訳者: 橋本勝雄, 中山エツコ, 土肥秀行
監訳: 和田忠彦
引用参照文献:下: 巻末p15-46
内容説明・目次
内容説明
一七九八年の「発見」以来、カモノハシがどのように科学的分類学のカテゴリー体系に位置づけられて行ったか、八十年を超える契約交渉の、認識と知識の弁証法の過程が明らかになる。さらに架空の町ヴァンヴィル、謎の生物サルキアポーネ、一人の人物になりすます一卵性双生児ジョンとボブ、分析哲学者との結婚を望むナンシーなどが、百科事典的知識と辞書的能力、真偽と解釈、契約と交渉、指示、類像性、鏡像、代理刺激をめぐってにぎやかに登場する。
目次
- 4 カモノハシ—辞書と百科事典のあいだで(山montagneと“山”MONTAGNE;ファイルとディレクトリ;野生のカテゴリー化 ほか)
- 5 契約としての指示に関する覚え書き(すべてのネコを指示できるか;ウマを指示する;サルキアポーネの真実の物語 ほか)
- 6 類像性と低類像(類像性論争;非常識な議論ではなかった;六〇年代の事情 ほか)
「BOOKデータベース」 より