箱庭療法 : イギリス・ユング派の事例と解釈
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書誌事項
箱庭療法 : イギリス・ユング派の事例と解釈
金剛出版, 2003.4
- タイトル別名
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Jungian sandplay : the wonderful therapy
Jungian sandplay
- タイトル読み
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ハコニワ リョウホウ : イギリス ユングハ ノ ジレイ ト カイシャク
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注記
監訳: 山中康裕
文献: p154-155
内容説明・目次
内容説明
国際箱庭療法学会の創設メンバーの一人である著者ジョエル・ライス‐メニューヒンは、ドラ・カルフに訓練を受けたイギリスにおける箱庭療法の指導的第一人者で、本書は、箱庭を用いた20年の治療経験をもとに、年齢や背景を問わず、いかにユング派の箱庭療法が効果的であったかを示したものである。著者の臨床技法は、非言語的技法としての箱庭療法を深層心理学的アプローチによる実際の言語的面接に組み入れてゆくスタイルであるが、本書では4つの事例研究をもとに病理や神経症、悲嘆といったものが箱庭を通して癒される過程を丹念に著し、クライアントの言葉や言葉以前にある無意識から投影される元型的イメージをいかに表現の次元に促進したかが述べられている。
目次
- 1 戸口にて
- 2 エントランス・ホール
- 3 応接室へ
- 4 箱庭療法室でのワーク
- 5 書斎を通り過ぎて
- 付録(箱庭の基本用具;箱庭療法家になるためのトレーニングに関するガイドライン;ローウェンフェルドとカルフの往復書簡)
「BOOKデータベース」 より