新たな戦争の地鳴り
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新たな戦争の地鳴り
(父が子に語る世界歴史 / ジャワーハルラール・ネルー [著] ; 大山聰訳, 8)
みすず書房, 2003.5
新版
- タイトル別名
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新たな戦争の地鳴り
- タイトル読み
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アラタ ナ センソウ ノ ジナリ
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注記
原書名:Glimpses of world history 原著第4版の翻訳
内容説明・目次
内容説明
「さあ終わった!この物語もおしまいだ。私はまた刑期を終え、広い世界に出ていこうとしている。しかし、何のために?友人や同志たちが刑務所に身を横たえ、国中がまるでひとつの刑務所になっているときに、それが何の役に立つというのか?」第一次大戦後、世界の経済状態は急速に悪化し、ついに恐慌になだれ込んだ。そのなかで英米の指導権争いは激化する。ドイツではヒトラーが政権を奪取し、スペインでは内戦が勃発し、イタリアではムッソリーニが台頭し、日本はアジア大陸侵略の野心に燃えていた。「誰もがこぞって平和を論じるが、じつは戦争の準備をして」いた。ネルーは、インディラと「いっしょに昔のことを思い浮かべ、そして未来を過去よりもいっそう偉大にする」ために学びたいと願った。親しみと深い感動を伝える歴史物語が完結する。
目次
- 世界恐慌
- 恐慌の原因
- 英米の指導権あらそい
- ドル、ポンド、ルピー
- 資本主義世界の分裂
- スペインの革命
- ドイツにおけるナチの勝利
- 軍縮問題
- ローズヴェルト大統領の政策
- 議会政治失敗のあと
- 世界の現状
- 戦争の驚異
- 最後の手紙
「BOOKデータベース」 より