日本中世史の再発見
著者
書誌事項
日本中世史の再発見
吉川弘文館, 2003.5
- タイトル別名
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日本中世史の再発見
- タイトル読み
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ニホン チュウセイシ ノ サイハッケン
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注記
内容: まえがき(峰岸純夫), 第一部: 家族・系譜と資料(「近江国甲賀郡山中氏と「鈴鹿警固」」-「平松家本『吉記』とその紙背文書について」), 第二部: 山野河海と宗教(「中世の富士山」-「中世後期における逆修と寄進」), 第三部: 戦乱と政治・経済(「承久の乱と三河国中条氏」-「戦国・織豊期の摂津国平野における年寄と豪商」), 執筆者紹介, 編者略歴
収録内容
- 近江国甲賀郡山中氏と「鈴鹿警固」 : 平安・鎌倉期の「橘家系図」(『山中文書』所収)の検討 / 石田晴男 [執筆]
- 鎌倉府奉公衆の系譜 : 伊賀守流小田氏を中心に / 市村高男 [執筆]
- 湯浅尼 : 武士団と阿氐河荘 / 黒田弘子 [執筆]
- 戦国期土豪層の婚姻と相続 : 丹波国山国荘の鳥居氏を例に / 坂田聡 [執筆]
- 平松家本『吉記』とその紙背文書について / 高橋秀樹 [執筆]
- 中世の富士山 : 「富士縁起」の古層をさぐる / 西岡芳文 [執筆]
- 中世における赤城山於呂嶽(荒山)の噴火と富士浅間信仰 / 峰岸純夫 [執筆]
- 山の世界と山野相論 : 名手・粉河相論を手がかりに / 白水智 [執筆]
- 武蔵国高尾山と北条氏照判物 / 西川広平 [執筆]
- 戦国末期から近世初期の伊豆内浦湾漁村における在地秩序 / 福田英一 [執筆]
- 中世後期における逆修と寄進 / 前嶋敏 [執筆]
- 承久の乱と三河国中条氏 / 松島周一 [執筆]
- 戦国合戦における待ち伏せ戦術について : 忍びと草・草調義の実態 / 荒垣恒明 [執筆]
- 関東管領交代をめぐる諸問題 : 高師冬の関東管領解任をめぐって / 原田正剛 [執筆]
- 信濃春近領の開発をめぐる諸問題 / 福島紀子 [執筆]
- 十六世紀前期の京都真珠庵の帳簿史料からみた金の流通と機能 / 田中浩司 [執筆]
- 扶持米支給と切紙 / 盛本昌広 [執筆]
- 戦国・織豊期の摂津国平野における年寄と豪商 / 片桐昭彦 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
日本の中世史研究は発展の要素のみを追いかけてきすぎたのではないか—。家族史・女性史の史料論、自然と人間の関わりに内在する宗教問題、戦乱と政治・経済との関連から中世史研究を見直し、新たな中世史像を模索する。
目次
- 第1部 家族・系譜と史料(近江国甲賀郡山中氏と「鈴鹿警固」—平安・鎌倉期の「橘家系図」(『山中文書』所収)の検討;鎌倉府奉公衆の系譜—伊賀守流小田氏を中心に;湯浅尼—武士団と阿弖河庄 ほか)
- 第2部 山野河海と宗教(中世の富士山—「富士縁起」の古層をさぐる;中世における赤城山於呂岳(荒山)の噴火と富士浅間信仰;山の世界と山野相論—名手・粉河相論を手がかりに ほか)
- 第3部 戦乱と政治・経済(承久の乱と三河国中条氏;戦国合戦における待ち伏せ戦術について—忍びと草・草調義の実態;関東管領交替をめぐる諸問題—高師冬の関東管領解任をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より