窒息するオフィス : 仕事に強迫されるアメリカ人
著者
書誌事項
窒息するオフィス : 仕事に強迫されるアメリカ人
岩波書店, 2003.5
- タイトル別名
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White-collar sweatshop : the deterioration of work and its rewards in corporate America
- タイトル読み
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チッソク スル オフィス : シゴト ニ キョウハク サレル アメリカジン
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注記
原著(New York : W.W. Norton, 2001)の翻訳
訳者: 青木圭介, 川人博, 成瀬龍夫, 肥田美佐子, 森岡孝二
内容説明・目次
内容説明
90年代に空前の好景気にわいていたアメリカ経済の足下で、いったい何が進行していたのか。膨大な時間を仕事に費やし、家族と過ごせる時間はごくわずか、精神的やすらぎからは程遠く、仕事と生活の不安は高まるばかり、職場で生き残るだけで精一杯の日々—。その姿は明日の私たち自身の姿なのか。グローバリゼーションと株価至上主義の向かう先の働き方は、こんなにきついものなのか?対抗する手段はないのか。全米で大きな話題を呼んだ「ホワイトカラー搾取工場」からの生々しい衝撃のレポート。
目次
- 序章 仕事の世界はこれでよいのか
- 第1章 「仕事のペースはむちゃくちゃでした」—なくなるゆとり、増えるストレス
- 第2章 「三倍働いているのに給料は減っています」—給与削減や他の締め付け
- 第3章 「どこだってこんなものだ」—消えゆく企業福祉
- 第4章 「昔は鉄の足かせをはめられていた」—職場を襲ったテクノロジーの衝撃
- 第5章 「本当はいつまでもそこにいるつもりでした」—第二次大戦後の繁栄の報酬を分け合う
- 第6章 「ママは死んだ」—一九八〇年代における職場の変化
- 第7章 「バーを高くしていく」—会社が繁栄しているときになぜ仕事はきつくなってきたか
- 第8章 「大きな丸石が坂を転がり落ちるように」—悪化する労働条件、低すぎる報酬
- 第9章 「キャリアチェンジの機会」—新しい仕事の世界の社内広報
- 終章 ホワイトカラー「搾取工場」から抜け出す道はあるか
「BOOKデータベース」 より