ベケット伝
著者
書誌事項
ベケット伝
白水社, 2003.6
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
-
Damned to fame : the life of Samuel Beckett
- タイトル読み
-
ベケット デン
大学図書館所蔵 件 / 全163件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の翻訳者: 井上善幸, 岡室美奈子, 田尻芳樹, 堀真理子, 森尚也
底本: 英ブルームズベリー(Bloomsbury)版, 1996--凡例より
参考文献: 下巻末p32-47
ベケット作品邦訳出典目録: 下巻末p48-52
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上巻 ISBN 9784560047651
内容説明
20世紀の文学、演劇、文化を語るうえで欠かすことのできないサミュエル・ベケット。上巻では、生い立ちから学校時代、師ジェイムズ・ジョイスとの出会い、ナチス影響下でのドイツ旅行、レジスタンス活動、『ゴドーを待ちながら』の執筆開始までを綿密な取材と新たに発見された「日記」を基にベケットの真の姿を浮かび上がらせる。
目次
- 少年時代の肖像 一九〇六‐一五
- 学校時代 一九一五‐二三
- 知的成長を遂げる 一九二三‐二六
- 学業の成功と恋愛 一九二七‐二八
- パリ時代 一九二八‐三〇
- アカデミー—帰還と脱出 一九三〇‐三一
- 『並には勝る女たちの夢』 一九三二‐三三
- ロンドン時代 一九三三‐三五
- 『マーフィー』 一九三四‐三六
- ドイツ—知られざる日記 一九三六‐三七〔ほか〕
- 巻冊次
-
下巻 ISBN 9784560047668
内容説明
まさに20世紀はベケットの時代であった。下巻では、1953年1月、パリのバビロン座で初演された『ゴドーを待ちながら』の演劇界での反応、ノーベル賞の受賞式欠席の余波、そして1989年のクリスマスの翌日、モンパルナス墓地でひっそりとおこなわれた葬儀の模様までを、多彩な友人たちの証言と膨大な資料でつぶさに追う。
目次
- 『ゴドー』、愛と喪失 一九五三‐五五
- 袋小路と憂うつ 一九五六‐五八
- 検閲と『事の次第』 一九五八‐六〇
- 秘密の結婚と『しあわせな日々』 一九六〇‐六三
- 「演劇・演劇・演劇」 一九六四‐六七
- 事故・病気・「災難」 一九六七‐六九
- 視力は回復して 一九七〇‐七四
- 影/亡霊たち 一九七五‐七七
- 政治と劇団/『伴侶』 一九七七‐七九
- 「もっとうまく失敗しろ」 一九七九‐八二〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より