ラドヤード・キプリング : 作品と批評
著者
書誌事項
ラドヤード・キプリング : 作品と批評
松柏社, 2003.6
- タイトル別名
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Rudyard Kipling
ラドヤードキプリング : 作品と批評
- タイトル読み
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ラドヤード キプリング : サクヒン ト ヒヒョウ
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注記
キプリング関連年譜: p50-58
参考・引用文献: 論文末
本書中で言及されているキプリング主要著作邦訳名一覧: p365-375
キプリングの肖像あり
内容説明・目次
内容説明
英文学史上、ときにシェイクスピア、ディケンズと並んで三大天才と称されるキプリング。ジョイスやT.S.エリオットにも影響を与えたモダニズムの陰の開拓者としてのキプリング。英文学のキャノンからはずされてきたキプリングの全貌を同時代史とポストコロニアリズムの視点から読み直す、本邦初のキプリング総合研究書、ついに刊行。
目次
- 序論 キプリング時代のキプリング
- 1 『キム』—「他者」の認識と主体の位置
- 2 茶色の皮膚、白い仮面—『ジャングル・ブック』について
- 3 短編(インドもの)
- 4 光学器械・帝国・夢—肉眼でみる/心の眼でみる/夢をみる
- 5 後期短編—キプリングの借方/貸方、限界/再生
- 6 変質のイングランドと再生の帝国—『消えた光』のジェンダー・ポリティクス
- 7 キプリングの詩と韻文
- 8 キプリングの児童文学—Puck of Pook’s HillからRewards and Fairiesへ
- 9 引用と境界—『ストーキーとその仲間』
- 終論 現代批評のなかのキプリング
「BOOKデータベース」 より