聖像画論争とイスラーム

書誌事項

聖像画論争とイスラーム

若林啓史著

知泉書館, 2003.5

タイトル別名

The iconoclastic controversy and Islam

タイトル読み

セイゾウガ ロンソウ ト イスラーム

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注記

その他のタイトルは奥付の前頁による

年表: 巻末p26-28

アブー・クッラの著作一覧: 巻末p29-31

参考文献: 巻末p32-39

内容説明・目次

内容説明

初期アッバース朝の8世紀に東方キリスト教の教義をアラビア語で表現した最初期の神学者アブー・クッラの業績を、聖像画(イコン)論争を手掛かりに考察、東方キリスト教の位相およびキリスト教文化とイスラーム文化の接点で生起した思想現象を初めて解明する。

目次

  • 序章 本書の課題と歴史的背景
  • 第1章 テオドロス・アブー・クッラについて
  • 第2章 正教会における聖像画破壊運動(イコノクラスム)
  • 第3章 ダマスクスのヨハネ
  • 第4章 画像に関するイスラームの教義
  • 第5章 イスラーム教徒の画像への対応
  • 第6章 アブー・クッラの『聖像画崇敬論』
  • 第7章 『聖像画崇敬論』が提起する問題の広がり

「BOOKデータベース」 より

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