報道危機 : リ・ジャーナリズム論

書誌事項

報道危機 : リ・ジャーナリズム論

徳山喜雄著

(集英社新書, 0197B)

集英社, 2003.6

タイトル別名

報道危機

報道危機 : リジャーナリズム論

タイトル読み

ホウドウ キキ : リ ジャーナリズム ロン

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注記

タイトルは表紙による

主要引用・参考文献: p203-206

内容説明・目次

内容説明

九・一一事件以降、米国のマスメディアはこぞって政府よりの、アメリカ中心主義的報道に終始し、また、イラク戦争においてもジャーナリズムは米政府に巧妙に取り込まれてしまった。わが国でも、大阪・池田小学校児童殺傷事件や和歌山毒入りカレー事件などにおける集団的過熱取材で、ジャーナリズムが市民に敵視される構図が生まれており、それに乗じたかたちでメディア規制法案が浮上してきた。本来、市民の立場にたって権力と対峙するはずのジャーナリズムに、いま何が起きているのか。現場の記者が、衰退し機能不全に陥っている危機的状況への真摯な考察から、記者教育をも含めたリ(再生)・ジャーナリズムを具体的に提言していく。

目次

  • 第1章 漂流する放送メディア(赤い髪飾りの女の子;「盗み撮り」とは ほか)
  • 第2章 萎縮する活字メディア(倒錯の構図;集団的過熱取材のメカニズム ほか)
  • 第3章 メディアの新しい潮流(関連記事を衛星のように飛ばす;蜘蛛の巣状に広がる流れ ほか)
  • 第4章 明日のジャーナリズムのために(OJT一本槍の日本型教育;なぜサツ回りを偏重するのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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