書誌事項

戦争の記憶

イアン・ブルマ著 ; 石井信平訳

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 2003.7

タイトル別名

The wages of guilt : memories of war in Germany and Japan

タイトル読み

センソウ ノ キオク

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内容説明・目次

内容説明

第二次大戦を枢軸国として連合軍と戦った日本とドイツ。二つの国は加害者として戦勝国に裁かれた。「悪いのはやつらだ」。勝者の正義のために歴史の被告席に立たされた日本人とドイツ人。彼らはいかに過去に学んだか。そして、いかに過去を忘れようとしているか。際立った対照をみせる日本とドイツ。本書は、記録が散逸し、記憶が風化することに抗して、日本とドイツの、戦争体験者と現場を徹底取材した。その結果、戦勝国の手による定説や神話から、思いがけない真相をつかみ出す。戦争責任とは何か、国を愛するとは何かを、日本とドイツを横断して問い直すルポルタージュの傑作。

目次

  • 西洋と戦う
  • 廃墟にロマンがあった
  • アウンシュヴィッツ
  • ヒロシマ
  • 南京
  • 戦犯裁判
  • 教科書は抵抗する
  • 記憶を保存する
  • ふたつのノーマルな国
  • ふたつのノーマルな町
  • 廃墟を片づける

「BOOKデータベース」 より

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