17歳のこころ : その闇と病理

書誌事項

17歳のこころ : その闇と病理

片田珠美著

(NHKブックス, 974)

日本放送出版協会, 2003.7

タイトル別名

十七歳のこころ

タイトル読み

17サイ ノ ココロ : ソノ ヤミ ト ビョウリ

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内容説明・目次

内容説明

二〇〇〇年、日本中を震撼させた青少年による連続凶悪犯罪。その少年たちの動機は、私たちの想像をはるかに越えるものであった。「人を殺す経験をしたかった」「人を壊したかった」という不可解とも言える「動機なき殺人」の数々。動機なき殺人の裏に隠された無意識の衝動とは何だったのか。少年たちの心の中では、何が沸き立ち、何が殺人へと駆り立ててしまったのか。彼らの語った言葉を精神分析的に分析することで、少年たちの「心の闇」を明らかにし、その背後に潜む、現在の日本が抱えている闇をも解き明かす。

目次

  • 第1部 十七歳の犯罪(豊川主婦殺害事件(五月一日);佐賀バスジャック事件(五月三日);岡山の母親殺害(六月二十一日);新宿ビデオ店爆破(十二月四日))
  • 第2部 犯罪の低年齢化—十五、六歳の少年たちの殺人(山口の十六歳の少年による母殺し(七月二十九日);大分の十五歳の少年による一家六人殺傷事件(八月十四日))

「BOOKデータベース」 より

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