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宗教と権力の政治

佐々木毅著

(「哲学と政治」講義, 2)

講談社, 2003.7

タイトル読み

シュウキョウ ト ケンリョク ノ セイジ

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内容説明・目次

内容説明

西欧中世の信仰共同体に成立した教皇至上権。その強固な支配論理に、世俗の権力はどう対抗したのか。トマスやマキアヴェッリの思想を説き、聖俗闘争の歴史と宗教改革の政治的帰結を解明する。

目次

  • 第1章 教皇至上権—信仰共同体の上に築かれた権力(「神の国」から地上の統治へ;教皇至上権への道 ほか)
  • 第2章 トマス・アクィナスと政治論—信仰共同体の分節化(理性は信仰により完成される;徳の序列と法の体系 ほか)
  • 第3章 教会論の再構築と宗教改革—さまざまな宗教改革(世俗権力の逆襲;教皇絶対主義の崩壊と改革運動 ほか)
  • 第4章 マキアヴェッリと権力の問題—政治における強制(混乱の時代の外交官として;統治の核としての強制力 ほか)
  • 第5章 宗教戦争と政治の解体—主権論と中世の終幕(宗派中心主義と「政治の解体」;無秩序の絶望から生まれた主権論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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