白檀の刑
著者
書誌事項
白檀の刑
中央公論新社, 2003.7
- 上
- 下
- タイトル別名
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檀香刑
- タイトル読み
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ビャクダン ノ ケイ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784120034091
内容説明
猫の哭き声天地に満つるとき大清帝国の礎が揺らぐ。ニャオニャオニャオ—。生は血の叫喚にむせぶ。想い浮かぶは孫家の眉娘の花のかんばせ、瞳は秋のさざ波か、紅唇皓歯のあでやかさ。水を得た魚のごとくからみ合い、裁きの部屋でまで情けを交わしたこの二人。第1回鼎鈞文学賞受賞。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784120034107
内容説明
首席処刑人が誇りをかけて一代の英雄に準備した古今未曽有の大極刑。死は白檀の香りに沈む。天空を望めば金風薫り、大地を見れば草木は茂る。われはもと英霊の転生、義旗を掲げて正義を行わん。わが中華の江山を守り、毛唐めらの鉄道敷設を許さじ。いましも食す山海の珍味、さらに飲む芳醇なる玉液。ニャオニャオニャオ—。第1回鼎鈞文学賞受賞。
「BOOKデータベース」 より