親と子の社会力 : 非社会化時代の子育てと教育
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書誌事項
親と子の社会力 : 非社会化時代の子育てと教育
(朝日選書, 742)
朝日新聞社, 2003.12
- タイトル読み
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オヤ ト コ ノ シャカイリョク : ヒシャカイカ ジダイ ノ コソダテ ト キョウイク
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注記
参考文献: p241-249
内容説明・目次
内容説明
凶悪犯罪、引きこもり、オタク化…なぜ子どもたちは変わったのか?まるでゲーム感覚で人を傷つけてしまう子どもたちにどのように接したらいいのか?わが子だけは大丈夫…と思いながらも、親たちの悩みは深い。じつは、「高度経済成長期以降の子どもたち」=子どもたちの親世代から「子どもの変質」は進んでいる。競争社会のプレッシャーの中で、親も子も疲弊し「個立」している。この閉塞的な状況を切り開くために、われわれは何をすべきか。「社会力」シリーズで根強いファンを獲得している著者が、現代社会の病根に迫り、新しい子育てのありかたを提言する。
目次
- 反抗をやめた子どもたち
- 「目立たぬこと」を強いる子ども世界
- キレる子ども、さ迷う若者の背景にあるもの
- 無機質なモノへの愛着が招く「世捨て」「我捨て」
- なぜ、子どもに思いが伝わらないのか
- 交わることのない「個立」する家庭
- 増加する児童虐待
- 崩壊した近代家族
- 「なぜ人を殺してはいけないか?」にいかに答えるか
- 「心が豊かである」とはどういうことか
- 「思いやりの心」が失われたわけ
- 人の命の重さを量るものは何か
- 大人は子どもの「悪」とどうかかわるか
- 「悪」を招来した「悪」の追放
- 望まれる「親まかせ」からの脱却
- 新しい親密圏としてのコミュニティづくりを
「BOOKデータベース」 より