ウィンナ・ワルツ : ハプスブルク帝国の遺産
著者
書誌事項
ウィンナ・ワルツ : ハプスブルク帝国の遺産
(NHKブックス, 985)
日本放送出版協会, 2003.12
- タイトル別名
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ウィンナワルツ : ハプスブルク帝国の遺産
- タイトル読み
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ウィンナ・ワルツ : ハプスブルク テイコク ノ イサン
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注記
参考文献: p231-235
内容説明・目次
内容説明
ナポレオンとフランス軍が起した混乱を収拾するために、「会議は踊る」とも称されたウィーン会議で、欧州は新たな秩序を形成したとされる。しかし、新体制は安定せず、欧州はその後相次いで世界大戦を引き起こし、栄華を誇ったハプスブルク帝国は、やがて時代の波の間に消滅していく。この一大帝国の光と翳にワルツは寄り添って奏でられた。もとはヨーロッパの地方の舞踏曲にすぎなかったワルツが、その音楽世界を広げていった過程には、ワルツの天才たちの生きた時代と帝都ウィーンの時代精神が映し出されている。
目次
- プロローグ オペラ舞踏会の夜
- 第1章 ワルツの世紀
- 第2章 ウィンナ・ワルツ誕生
- 第3章 中欧とバルカンの要
- 第4章 革命下の帝都
- 第5章 シュトラウス王朝
- 第6章 シンフォニック・ワルツ
- 第7章 ワルツ・オペレッタ
- 第8章 夢と現実
- 第9章 世紀末ウィーン
- エピローグ 限りある生への限りなき讃歌
「BOOKデータベース」 より