現象学は「思考の原理」である
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現象学は「思考の原理」である
(ちくま新書, 393 . シリーズ・人間学||シリーズ ニンゲンガク ; 3)
筑摩書房, 2004.1
- タイトル別名
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現象学は思考の原理である
- タイトル読み
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ゲンショウガク ワ シコウ ノ ゲンリ デアル
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内容説明・目次
内容説明
世界観や宗教、信念上の深刻な対立は、現代にあっても絶えることがない。現象学は、「信念対立」を調停し克服する原理として構想されたのにもかかわらず、現在、そのことはほとんど理解されておらず、種々の誤解にさらされている。本書はこうした誤解を解き、現象学の重要概念を分かりやすく解説してゆく。3部以降では現象学の方法原理を用い、人間そして社会の原理論の礎石をなす言語、身体の本質を探究する。本書は、「真理」を僭称する知に対抗する思考の原理としての現象学の、新たな一歩をしるす一書である。
目次
- 序 現象学は哲学の可能性を拓く
- 1 「思考の原理」としての現象学
- 2 時代閉塞を乗り越える原理—現象学の射程
- 3 言語の現象学
- 4 「欲望論」原論
- 結 現象学は「本質」についての学である
「BOOKデータベース」 より