〈非行少年〉の消滅 : 個性神話と少年犯罪

書誌事項

〈非行少年〉の消滅 : 個性神話と少年犯罪

土井隆義著

信山社出版, 2003.12

タイトル別名

非行少年の消滅

「非行少年」の消滅

タイトル読み

〈ヒコウ ショウネン〉ノ ショウメツ : コセイ シンワ ト ショウネン ハンザイ

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注記

文献リスト: 巻末pvi-xiv

索引あり

内容説明・目次

内容説明

本書は、近年の日本に見受けられる少年犯罪の特徴を、後期近代社会に特有の社会的性格の表われとして論じたものである。現在の少年たちが置かれている社会的状況の分析に研究の焦点を絞り、その状況を創出しているメカニズムの解明をとおして、この時代に特有の少年犯罪の性質を探るものである。

目次

  • 1 少年犯罪をめぐる虚と実(「少年犯罪の凶悪化」言説の妥当性;非行キャリアの崩壊と暴発型犯罪;衝動化する少年たちの社会的性格 ほか)
  • 2 「自分らしさ」を煽る社会(「個性的な自分」という強迫衝動;集団主義の残滓としての個性主義;「個性」という教育アスピレーション ほか)
  • 3 非行少年の消滅と少年法(少年司法における適正手続と厳罰化;犯罪被害者の焦点化と少年法改正;非行少年というリアリティの崩壊 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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