動物進化形態学
著者
書誌事項
動物進化形態学
東京大学出版会, 2004.1
- タイトル別名
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Evolutionary morphology : bauplan and embryonic development of vertebrates
- タイトル読み
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ドウブツ シンカ ケイタイガク
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
引用文献: p[542]-591
内容説明・目次
内容説明
本書で扱うのは、脊椎動物の頭部を対象の中心に据えた、新しい形態学の考え方であり、これを通じてわれわれ自身を含む脊椎動物の進化的起源や進化パターンについて、さまざまな領域の研究をもとに考察を展開してゆく。これは必ずしも脊椎動物の起源を問う作業にとどまらない。むしろ、脊椎動物を主たる対象とおいて、発生パターンの変遷のなかに進化パターンを見いだそうという試みである。
目次
- 第1章 脊椎動物の基本形態—バウプランと形態発生的拘束
- 第2章 比較骨学による頭部分節論事始め—原型と相同性
- 第3章 グッドリッチの遺産—分節性のスキーム
- 第4章 解剖学的形態学—胚に由来する形態
- 第5章 形態パターン生成の発生学的基盤—頭蓋骨の形態進化
- 第6章 発生生物学と頭部進化—頭部分節性の再登場
- 第7章 発生拘束とその解除—相同性と進化的新規形態
- 第8章 脊椎動物の進化—形態的変容のパターン
- 第9章 発生拘束と相同性—概念
- 第10章 発生拘束から形態進化へ—統合
「BOOKデータベース」 より