大正デモグラフィ : 歴史人口学で見た狭間の時代
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大正デモグラフィ : 歴史人口学で見た狭間の時代
(文春新書, 358)
文藝春秋, 2004.1
- タイトル読み
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タイショウ デモグラフィ : レキシ ジンコウガク デ ミタ ハザマ ノ ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
「デモグラフィ」とは、出生・死亡・移動などの人口統計全体、あるいは人口の研究を指す言葉である。つまり本書は、新たに発掘された史料、進展してきた歴史人口学の成果を踏まえ、大正期を人口という窓を通してながめてみよう、という意図のもと書かれた。その視点で検討してみると、従来「デモクラシィ」の時代と呼び習わされてきた大正期も、かなずしも明るく進んだ面ばかりではなかったことが分かる。大正時代を捉え直す意欲的な試みである。
目次
- 第1章 明治と昭和の狭間で
- 第2章 大正期の全国人口
- 第3章 第一次世界大戦と戦時景気
- 第4章 大正五年の出生力
- 第5章 死亡率上昇—女工と結核
- 第6章 スペイン・インフルエンザ
- 第7章 人口指標のいろいろ
- 第8章 国勢調査
- 第9章 大正末年の人口
「BOOKデータベース」 より