小説の未来
著者
書誌事項
小説の未来
朝日新聞社, 2004.1
- タイトル別名
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現代小説論講義
- タイトル読み
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ショウセツ ノ ミライ
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注記
「一冊の本」(2001.7-2003.10)連載の「現代小説論講義」をもとに加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
なぜ小説はお猿の電車を歓ぶのか?小説の新しい動きと変わらない魅力を深く、広く、講義形式で解き明かし、これまでにない「読み」から文学の「あらたな十年」に光をあてる、本格的な文芸批評の登場。
目次
- 1 「両村上」の時代の終わり(行く者と行かれる者の連帯—村上春樹『スプートニクの恋人』;七合目での下山—村上龍『希望の国のエクソダス』)
- 2 九〇年代以降の小説家たち(「先生」から「センセイ」へ—川上弘美『センセイの鞄』;二重の底とポストモダン—保坂和志『季節の記憶』 ほか)
- 3 時代の突端の小説たち(生の「外側のその向こう」—大江健三郎『取り替え子』;言語・革命・セックス—高橋源一郎『日本文学盛衰史』 ほか)
- 4 新しい小説のさまざまな展開(その小さなもの(女性形)—伊藤比呂美『ラニーニャ』;「毎日ぶらぶら遊んで暮らしたい」—町田康『くっすん大黒』 ほか)
- 5 よしもとばななと一九九五年の骨折(なぜ小説はお猿の電車を選ぶのか—吉本ばなな『アムリタ』)
「BOOKデータベース」 より