聖書解釈としての詩歌と修辞 : シリア教父エフライムとギリシア教父クリュソストモス

書誌事項

聖書解釈としての詩歌と修辞 : シリア教父エフライムとギリシア教父クリュソストモス

武藤慎一著

教文館, 2004.1

タイトル別名

Poetry and rhetoric as biblical interpretation : Ephrem the Syrian and Chrysostom the Greek

タイトル読み

セイショ カイシャク トシテノ シイカ ト シュウジ : シリア キョウフ エフライム ト ギリシア キョウフ クリュソストモス

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注記

欧文タイトルは英文概要(巻末p[i])による

博士論文「古代末期シリアの解釈学 : ニシビスのエフライムとヨアンネス・クリュソストモス」(京都大学 1996年)に基づいたもの

文献表: 巻末pxiv-xlii

内容説明・目次

内容説明

典礼のための賛歌や聖書注解など、多くの著作を残したシリアのエフライムと、透徹した説教と聖書注解で知られたヨアンネス・クリュソストモス。ローマ帝国とペルシア帝国に挟まれ、独自のキリスト教を展開していた地域で活動した両者の解釈学を、ガダマー、リクールらの現代の解釈学やレトリックをも視野に入れながら、本格的に比較考察する。シリア教父の思想世界を初めて紹介する。

目次

  • 序論(問題と方法;古代末期シリア、東と西 ほか)
  • 第1章 エフライムの解釈学(エフライムの生涯と著作;エフライムにおける神理解—その可能性と不可能性 ほか)
  • 第2章 クリュソストモスの解釈学(クリュソストモスの生涯と著作;クリュソストモスにおける神理解—その可能性と不可能性 ほか)
  • 第3章 エフライムとクリュソストモスの解釈学の比較(問題提起;エフライムにおける表象と言語 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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