太平洋戦争と石油 : 戦略物資の軍事と経済

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太平洋戦争と石油 : 戦略物資の軍事と経済

三輪宗弘著

日本経済評論社, 2004.1

タイトル読み

タイヘイヨウ センソウ ト セキユ : センリャク ブッシ ノ グンジ ト ケイザイ

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内容説明・目次

内容説明

軍事戦略物資「石油」という観点から、日米開戦経緯、南方占領と石油補給、敗戦直後の民需転換を取上げ、軍事と経済の関係を日米双方の一次資料を駆使し、実証的に分析する。

目次

  • 第1部 開戦(対英米蘭開戦と人造石油—「臥薪嘗胆」論の背景;資産凍結前の米国の対日強硬論と石油禁輸後の海軍の対米強硬論—石油禁輸論とジリ貧論;資産凍結後の石油決済資金をめぐる日米交渉—井口貞夫参事官と西山勉財務官対アチソン国務次官補と財務省 ほか)
  • 第2部 戦争・敗戦(戦時海軍の石油補給—南方産油地帯占領から生産・補給まで;軍需から民需への転換—第二海軍燃料廠の肥料工場への転換;米国の初期対日占領政策—海軍燃料廠・ガソリン工場の民需転換を認めるのか)
  • 第3部 補論(三井物産と米国石油会社ソコニーの揮発油販売契約—日米石油貿易の発展;E.H.カーの国際政治観の再検討—「持てるもの」と「持たざるもの」;日独伊三国同盟—松岡四カ月同盟構想説への疑問)

「BOOKデータベース」 より

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