二十世紀のフランス知識人

書誌事項

二十世紀のフランス知識人

渡辺淳著

(集英社新書, 0232C)

集英社, 2004.2

タイトル別名

二十世紀のフランス知識人

20世紀のフランス知識人

タイトル読み

ニジッセイキ ノ フランス チシキジン

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注記

主要参考文献: p246-251

内容説明・目次

内容説明

「知」のあり方や有効性がこれほど問われている時代はないでしょう。本書は、そうした問題提起に対するひとつの歴史的な範例として、一九三〇年代から二〇〇〇年代の今日にいたるまでのフランス知識人の行動に光をあてました。第二次世界大戦、米ソ冷戦期、パリ五月革命、ソ連邦解体、湾岸戦争、九月十一日事件などとつづく困難な時代に、彼らは何を考えどのように行動したのか。二十世紀の知を牽引したフランス知識人たちの足跡を「行動する知」という切り口で概観した本書のスタイルは、思想書になじみのない読者でも手に取りやすい内容になっています。フランス現代演劇および評論史の大家による、二十世紀思想の画期的な入門書。

目次

  • 第1章 危機の三〇年代
  • 第2章 戦争、“抵抗”と“協力”
  • 第3章 サルトルと実存主義
  • 第4章 “民衆演劇”の問題—公共性をめぐって
  • 第5章 新思想の台頭
  • 第6章 五月革命からソ連の解体まで
  • 第7章 世紀末から二十一世紀へ—知識人の新しい役割

「BOOKデータベース」 より

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