書誌事項

桜の文学史

小川和佑著

(文春新書, 363)

文藝春秋, 2004.2

タイトル読み

サクラ ノ ブンガクシ

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注記

さくらの文献目録・解題: p280-285

内容説明・目次

内容説明

桜と深いかかわりを持つ日本文化。桜がどのように文学上のテーマ、モチーフを形づくってきたかを、古事記や日本書紀、万葉集から現代の渡辺淳一まで丹念にたどりながら、日本人の心や文化に、梅や菊とも異なる、大きな影響を与えるに至った経緯を解き明かす。紫式部、西行、世阿弥、豊臣秀吉、松尾芭蕉、本居宣長、与謝野晶子、ハーン、萩原朔太郎、そして梶井基次郎をへて、谷崎潤一郎、水上勉、中村真一郎らへと継承され、変容した豊饒な桜の文学絵巻。

目次

  • さくら讃歌—序にかえて
  • 古代に咲く=飛鳥・奈良時代
  • 王朝絵巻のさくら=平安時代(前)
  • 薄明に咲く=平安時代(後)
  • さくら美の完成者たち=鎌倉時代
  • さくらのドラマツルギー=室町時代
  • 聖から俗へ=桃山時代
  • 新しいさくら文化の開花=江戸時代
  • 文明開化とさくら=明治時代
  • さくらの歌びとたち=大正時代〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA65884312
  • ISBN
    • 4166603639
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    291p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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