スノーボール・アース : 生命大進化をもたらした全地球凍結

書誌事項

スノーボール・アース : 生命大進化をもたらした全地球凍結

ガブリエル・ウォーカー著 ; 渡会圭子訳

早川書房, 2004.2

タイトル別名

Snowball Earth : the story of the great global catastrophe that spawned life as we know it

スノーボール・アース : 生命大進化をもたらした全地球凍結

スノーボールアース : 生命大進化をもたらした全地球凍結

タイトル読み

スノーボール アース : セイメイ ダイシンカ オ モタラシタ ゼンチキュウ トウケツ

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注記

監修: 川上紳一

スノーボール・アースをよりよく知るための参考文献: p292-293

内容説明・目次

内容説明

科学界で大論争を巻き起こしている“スノーボール・アース”。この地球史上最大の事件をめぐり、科学者たちが繰り広げる白熱の探究ドラマを再現する。5億数千万年前に起こった、多細胞生物の爆発的な進化(カンブリア紀の大爆発)は何によってもたらされたのか?これに答えるのが、スノーボール・アース=全地球凍結仮説である。かつて途方もなく厚い氷が、赤道付近も含めて全面的に地球を覆っていたことを主張するこの仮説は、ウェーゲナーの「大陸移動説」にも匹敵する革命的なものなのだ。学界のカリスマ、ポール・ホフマンをはじめとして、個性豊かな地質学者たちが、アフリカの砂漠から北極圏まで地球を縦横無尽に探り、全地球凍結の証拠を積み上げていく。そしてその過程を通じ、飛躍的な生物進化の謎が、ついに解明される—オリヴァー・サックス、リチャード・フォーティ、サイモン・シンから絶賛を浴びた注目のサイエンス・ノンフィクション。

目次

  • 第1章 最初の生命らしきもの—生命四〇億年の歴史と氷の地球
  • 第2章 北極—異端児ポール・ホフマンの出発
  • 第3章 始まり—先駆者たちの業績
  • 第4章 磁場は語る—仮説が誕生したとき
  • 第5章 ユーリカ!—才能ある研究者たちの共同作業
  • 第6章 伝道—論争は始まった
  • 第7章 地球の裏側—オーストラリアで見えてきたもの
  • 第8章 凍結論争—加熱する議論を超えて
  • 第9章 天地創造—カンブリア紀の大爆発へ
  • 第10章 やがてまた

「BOOKデータベース」 より

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