テアイテトス
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テアイテトス
(ちくま学芸文庫, [フ-22-1])
筑摩書房, 2004.3
- Other Title
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テアイテトス : 知識について
Platonis Opera
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テアイテトス
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Note
底本: バーネット版プラトン全集(Oxford classical text, 1900)
Description and Table of Contents
Description
知識とは一体何か。古代ギリシアで、初めて生まれた本格的省察。ソクラテスは、幾何学の天才であった若者テアイテトスを相手に、人間の経験のあらゆる領域に及んで、知識とは何かを問う。問うのみで答えを示さないソクラテスは、「知覚」「真なる判断」「真なる判断に説明が付け加わったもの」という、テアイテトスの精神が生んだ“子どもたち”を次々と吟味し検討した後、冷酷に否定する。認識と意味に関して西洋哲学草創期にあらわれたこの論考は、今もなお、読者に哲学的思考を促し、考えるための刺激となる数々の議論と、挑戦しがいのある難問に満ちている。
Table of Contents
- 第1部 知識の第一定義「知覚が知識である」の提示、展開、批判
- 第2部 知識の第二定義「真なる判断が知識である」の提示と批判
- 第3部 知識の第三定義「真なる判断に説明が加わったものが知識である」の提示と批判
- 訳注
- 補注1 判断のポイント
- 補注2 構造化された能力
- 補注3 「名と名の織り合わせ」(『テアイテトス』)から「名と述語の織り合わせ」(『ソピステス』)へ
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