ネットワーク・リアリティ : ポスト高度消費社会を読み解く

書誌事項

ネットワーク・リアリティ : ポスト高度消費社会を読み解く

木村忠正著

岩波書店, 2004.3

タイトル別名

ネットワークリアリティ : ポスト高度消費社会を読み解く

タイトル読み

ネットワーク リアリティ : ポスト コウド ショウヒ シャカイ オ ヨミトク

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内容説明・目次

内容説明

もうネット社会に幻想はいらない、いま実像こそ必要だ。豊富な調査データを基に北欧や中国、韓国、アメリカを比較分析しながら、日本のネット社会の実像(ネットワーク・リアリティ)を浮き彫りにし、低迷する日本を根本的に変えていくシナリオを描き出す。

目次

  • 第1章 繰り返されるITバブル(「九〇年代情報化」—ITの革新性と多様な期待;乖離する期待と現実—「ビットバレー」と「ITバブル」 ほか)
  • 第2章 日本社会におけるネットワーク・リアリティの形成—堅調さと不適応性(「デジタル三種の神器」—堅調な日本のIT産業と限定的な景気浮揚効果;コンピュータ生産性のパラドクスと「GPTアプローチ」 ほか)
  • 第3章 産業社会の「成熟度」とIT—「近代デジタル都市・北京」と産業経済成長の論理(北京の家庭の「整然さ」—プレモダン・モダン・ポストモダンの共存;産業社会の発展における技術の役割と産業社会の「成熟度」 ほか)
  • 第4章 「ネットワーク社会」と「デジタルカプセル社会」—「つながる」ことに価値を見出す韓国情報化(韓国「ブロードバンド大国」化の経緯;「ブロードバンド・マルチメディア」市場の限定的産業経済効果 ほか)
  • 第5章 ポスト高度消費社会(PACS)へのシナリオ—「消費情報社会」の次のネットワーク・リアリティへ(「縮小期における産業社会の発展」という課題をつきつけられた日本とIT;「社会増強力としてのIT(IT as Enabler)」と四つの力 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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