取調室の心理学
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取調室の心理学
(平凡社新書, 226)
平凡社, 2004.5
- タイトル読み
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トリシラベシツ ノ シンリガク
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内容説明・目次
内容説明
本書で扱うのは「冤罪の過ち」である。なぜ被疑者・被告人はやってもいないことを「やった」と言ってしまうのだろうか。なぜ私たちはその「嘘」を見抜けないのだろうか。「過ちの現場」となる取調室で何が起こっているのだろうか。心理学者として供術証拠の真偽を鑑定してきた著者が探る「取調室の謎」と「過ちの構造」。
目次
- 第1章 取調室の謎—広島港フェリー甲板長殺し事件(新聞報道の背後で;手書きの自供書 ほか)
- 第2章 確信が証拠を生み出す—小さな事件から(無実の被疑者を追い詰める構図;生み出される「過去」—日常のなかの事件 ほか)
- 第3章 「証拠なき確信」に巻き込まれた画家—帝銀事件(戦後最大の毒殺事件;疑惑が確信を生み、確信が証拠を作り出す ほか)
- 第4章 知的障害の男が舞台に押し上げられて—野田事件(1)(陰惨な少女わいせつ殺人事件;青山正さんの逮捕 ほか)
- 第5章 証拠偽造の疑惑—野田事件(2)(取調室のすき間から洩れ見えたもの;証拠偽造の可能性 ほか)
「BOOKデータベース」 より