グローバル・テロリズムとイスラーム : 穢れた聖戦

書誌事項

グローバル・テロリズムとイスラーム : 穢れた聖戦

ジョン・L.エスポズィート著 ; 塩尻和子, 杉山香織監訳

明石書店, 2004.5

タイトル別名

Unholy war : terror in the name of Islam

グローバルテロリズムとイスラーム : 穢れた聖戦

タイトル読み

グローバル テロリズム ト イスラーム : ケガレタ セイセン

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内容説明・目次

内容説明

著者は本書を、西洋の大多数の人々、ムスリムと同様に非ムスリムの人々のために著した。二一世紀には彼らの生活と共同体は複雑に絡み合っているからである。イスラーム世界は、もはや「向こう側」にはない。ムスリムは私たちの隣人であり、同僚であり、仲間の市民である。また、彼らの宗教もユダヤ教やキリスト教と同様にテロリズムを拒否している。「理解の橋を架ける」というような心地よい言葉は、たんに軍事力だけでは最終的に勝つことのできない戦争においては、かつてないほど批判にさらされている。ムスリムと非ムスリムが一致協力して理解しあい、行動することも同様である。私たちすべての者は、ステレオタイプや、歴史的悲嘆、宗教的差異を乗り越えて、利害関係だけでなく私たちに共有される価値を認識し、私たちの共通の未来を築くために共に働くことを迫られている。

目次

  • 第1章 現代テロリストの誕生(テロリストの生い立ち;イスラームのビジョン ほか)
  • 第2章 ジハードとはなにか(多様なジハード;ムハンマドのジハード ほか)
  • 第3章 神の軍隊(カーバ聖殿占領;十字軍から西洋帝国主義へ ほか)
  • 第4章 私たちはどこへ向かうのか?(イスラーム世界を理解するために;近代科学の生みの親 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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