「記紀」はいかにして成立したか : 「天」の史書と「地」の史書
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書誌事項
「記紀」はいかにして成立したか : 「天」の史書と「地」の史書
(講談社選書メチエ, 301)
講談社, 2004.6
- タイトル別名
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記紀はいかにして成立したか : 天の史書と地の史書
- タイトル読み
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キキ ワ イカニシテ セイリツ シタカ : テン ノ シショ ト チ ノ シショ
- 統一タイトル
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内容説明・目次
内容説明
「帝紀」「旧辞」とはどのような史書だったのか。記紀とどのような関係にあったのか。ともに「日本式紀伝体」で叙述されながら、意義と役割を異にする『古事記』と『日本書紀』。それぞれの背景にある天の思想と地の思想を読み解く。
目次
- 序章 「歴史書」の歴史(歴史書の編纂記述様式—編年体と紀伝体;『日本書紀』と『古事記』の相関関係と成立過程をめぐる諸仮説)
- 第1章 「日本式紀伝体」は存在したのか?(『帝紀』と『旧辞』;『日本書紀』と『古事記』以前の歴史書の実在—書紀区分論・暦法・紀年法をアプローチとして ほか)
- 第2章 似て非なる史書『日本書紀』と『古事記』(『日本書紀』と『古事記』の異同;『日本書紀』の「あまつひつぎしろしめす」と『古事記』の「治天下」 ほか)
- 第3章 書名が語る『日本書紀』・『古事記』成立の経緯(草壁皇子の尊号の追贈問題;二つの持統天皇即位の年 ほか)
「BOOKデータベース」 より