書誌事項

誤読された万葉集

古橋信孝著

(新潮新書, 073)

新潮社, 2004.6

タイトル読み

ゴドク サレタ マンヨウシュウ

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注記

参考文献: p202-204

内容説明・目次

内容説明

万葉集は誤って理解されてきた—。庶民の素朴な生活感情を素直に表現した国民歌集などではない。山上憶良は家族思いで大伴旅人は大酒飲みというイメージには問題がある。性の歌もある。都市生活が営まれ、郊外も誕生していた。平安文学とのあいだに断絶はない。…従来の万葉観を大胆にくつがえし、最古の古典に新たな輝きを与える。

目次

  • 人麻呂は妻の死に泣いたのか
  • 額田王と天武天皇は不倫の関係か
  • 山上憶良は家族思いだったか
  • 大伴旅人は大酒飲みか
  • 逢引の夜には月が出ている
  • 妹が妻や恋人の意となるわけは
  • 枕詞にも意味がある
  • 序詞の不思議を解く
  • 挽歌は異常死の死者を悼む歌である
  • 旅の歌には美意識がある
  • 斎藤茂吉の解釈にも問題はある
  • 方言はなぜ東歌と防人歌にかぎられるのか
  • 性の笑いもある
  • 日本には古代から郊外があった
  • 万葉集から平安文学へ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA67482422
  • ISBN
    • 4106100738
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    204p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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