心を商品化する社会 : 「心のケア」の危うさを問う
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書誌事項
心を商品化する社会 : 「心のケア」の危うさを問う
(新書y, 112)
洋泉社, 2004.6
- タイトル別名
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心を商品化する社会 : 心のケアの危うさを問う
- タイトル読み
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ココロ オ ショウヒンカ スル シャカイ : ココロ ノ ケア ノ アヤウサ オ トウ
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注記
引用・参考文献: p217-222
内容説明・目次
内容説明
「心の商品化」は作為的に作られている!現代人は心に関する悩みが本当に多いのだろうか?専門家が幅をきかせる風潮、「癒し」「心のケア」という言葉が流行する背景には何があるのか?何事にも自己解決が迫られ、それゆえに専門家依存の風潮が進むなかで、「心」さえモノとして商品化されている。こうした、安易な心理主義の流行は、生きていくうえでのさまざまな困難をもたらす社会的な要因を覆い隠し、問題を個人の責任に還元する構図に支えられている。心理主義が社会に浸透することの問題性を白日の下にさらす試み。
目次
- 第1章 心理主義とは何か
- 第2章 現代生活に浸透する心理主義
- 第3章 『心のノート』と心理学
- 第4章 予防的心理学的まなざしの浸透
- 第5章 成長促進のまなざしと自己実現
- 第6章 解決ではなく問題を重視する関係
「BOOKデータベース」 より