書誌事項

ラテンアメリカ政治と社会

松下洋, 乗浩子編

(ラテンアメリカ・シリーズ, 1)

新評論, 2004.6

全面改訂版

タイトル別名

政治と社会 : ラテンアメリカ

Serie:América Latina

タイトル読み

ラテン アメリカ セイジ ト シャカイ

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注記

標題紙のシリーズ名(別表記): Serie:América Latina

ラテンアメリカ政治史年表: p292-299

執筆者: 新木秀和ほか

参考文献: 各章末

第2刷(2011.3)のページ数: 315p

内容説明・目次

内容説明

一九九〇年代以降のこの十数年間に、ラテンアメリカの政治を取り巻く環境は大きく変貌しつつある。七〇年代末に始まる民主化を経て、多くの国々で軍政が姿を消し、民主主義がほぼ定着しつつある一方で、経済的グローバリゼーションの進展は域内各国を厳しい国際競争にさらし、失業率の高騰、貧困人口の増大等困難な社会問題を引き起こしている。そのような状況のもと、市民社会の台頭、先住民の政治参加の活発化など、刮目すべき変化も生じている。この全面改訂版では最新の動向を踏まえた改稿・再編によって、民主主義の進展という劇的な変化とそれが内包する脆弱性を剔出し、ラ米政治の今日的課題を浮き彫りにする。

目次

  • 地域の政治分析枠組の変遷
  • 第1部 歴史的視点から(政治と社会の歩み;政治思想の歩み ほか)
  • 第2部 政治勢力(政党—グローバル化時代の危機と再生;ブラジルの社会運動と民主化—労働者党(PT)の結成をめぐって ほか)
  • 第3部 民主化と今日における民主主義の諸問題(「民主主義の時代」の到来—その光と影;公共的空間と市民社会の創造 ほか)
  • 第4部 ネオリベラリズムへの抵抗(キューバ社会主義の現段階—一九九〇年代以降の制度改革と思想的「揺り戻し」;先住民の抵抗、先住民運動の展開)

「BOOKデータベース」 より

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