病いと身体の英米文学
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病いと身体の英米文学
(阪大英文学会叢書, 1)
英宝社, 2004.5
- タイトル読み
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ヤマイ ト シンタイ ノ エイベイ ブンガク
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注記
引用・参考文献: 章末
収録内容
- 亡命者たちとバラバラ死体 : 『オノヨーコ』から『ロビンソン・クルーソー』へ / 服部典之著
- リリパットの国家身体 : 『ガリバー旅行記』における近代古代論争 / 武内正美著
- 有機体としての国家と女性の肉体 : スコットの『ミドロジアンの心臓』 / 米本弘一著
- アメリカのユダヤ人、その生と死 : 『ラヴェルスタイン』における病、身体、自己 / 片渕悦久著
- 「崇高」という病い : 「享楽」の『コズモポリス』横断 / 渡辺克昭著
- 『終わりよければすべてよし』と精神的不調 : 『二人の貴公子』を照射して / 三浦誉史加著
- クラリッサの死因 : メランコリーのショックと神経と / 仙葉豊著
- 理性、汎神論、そして再発見される身体 : ウィリアム・ワーズワス / 小口一郎著
- 観相学から骨相学へ : 『フランケンシュタイン』における身体性 / 小川公代著
- ヴァージニア・ウルフの病気のヴィジョン : セプティマスと戦争神経症 / 太田素子著ヴァージニア ウルフ ノ ビョウキ ノ ヴィジョン : セプティマス ト センソウ シンケイショウ
- ヴィクトリア朝における女性の衣服と身体 : コルセットをめぐって / 西村美保著
- リアム・オフラハティーの小説世界 : 存在の矛盾そして狂気 / 春木孝子著
- 現代詩に見る身体モチーフ : モダニズムからポストモダニズムへ / 白川計子著
- 研ぎ澄まされた聴覚 : 『しあわせな日々』におけるウィニーの腹話術的声の身体 / 垣口由香著
- 難病の視覚的表象 : 戯曲、映画、テレビの中のジョゼフ・メリック / 山田雄三著
内容説明・目次
目次
- 1 国家・身体・民族(亡命者たちとバラバラ死体—『オルノーコ』から『ロビンソン・クルーソー』へ;リリパットの国家身体—『ガリバー旅行記』における近代古代論争;有機体としての国家と女性の肉体—スコットの『ミドロジアンの心臓』 ほか)
- 2 科学・身体・神経(『終わりよければすべてよし』と精神的不調—『二人の貴公子』を照射して;クラリッサの死因—メランコリーとショックと神経と;理性、汎神論、そして再発見される身体—ウィリアム・ワーズワス ほか)
- 3 表象・身体・狂気(ヴィクトリア朝における女性の衣服と身体—コルセットをめぐって;リアム・オフラハティーの小説世界—存在の矛盾そして狂気;現代詩に見る身体モチーフ—モダニズムからポストモダニズムへ ほか)
「BOOKデータベース」 より