日本映画とナショナリズム : 1931-1945
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書誌事項
日本映画とナショナリズム : 1931-1945
(日本映画史叢書, 1)
森話社, 2004.6
- タイトル読み
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ニホン エイガ ト ナショナリズム : 1931 1945
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内容説明・目次
内容説明
ナショナリズムが高揚し、軍国主義へと傾斜していった時代、権力からの要請に直面した映画の、協力やためらい、あるいは逸脱とは。
目次
- ナショナリズムと国策映画
- “小春日和の平和”における非常時—映画『非常時日本』のイデオロギー
- 風景の(再)発見—伊丹万作と『新しき土』
- 身体の「無力さ」と「声」としての権力—『五人の斥候兵』論
- 『路傍の石』と文部省教化映画—出世ならざる吾一の“出世譚”
- 長谷川一夫と山田五十鈴—戦時下におけるロマンティシズムの興隆
- “日本”の二つの顔—『医者のゐない村』と日中戦争期の農村
- 戦時下のニュース映画—『同盟ニユース』再考
- アヴァンギャルド映画の受容をめぐる左翼と天皇主義者
- 日本映画と全体主義—津村秀夫の映画批評をめぐって
- 木下映画における国策と逸脱—男性たちの「男性性」
- 音楽映画の行方—日中戦争から大東亜戦争へ
「BOOKデータベース」 より